08年９月議会
（一般質問）
１、雇用促進住宅
問 雇用促進住宅について見直しの動きも含め把握して、入居者に一刻も早く知らせることはできないか。
答 「機構」自らが適正な情報を知らせるよう求めていく。住民の要望も聞くよう申し入れる。
問 雇用促進住宅を市営住宅に転換して、入居が継続できるようすることはできないか。
答 市営住宅に転換することはむずかしい。
問 雇用促進住宅を退去される人のために、市営住宅の中に優先入居枠をつくれないか。
答 退去を迫られており、その面では入居者選考では加点となるが、特別枠扱いはできない。
問 建築中の借り上げ公住に５戸程度の優先枠を設けられないか。
答 あくまでも全戸抽選で行う。
問 市役所が、市営住宅の説明をかねた「相談会」を開くことはできないか。
答 11月の申し込みに間に合うように、説明会を行う。
２、灯油・燃油の高騰
①福祉灯油
問 「ぬくもり助成金」（福祉灯油）を少なくとも去年並みに５０００円以上に増額すべきではないか。
あわせて、年齢の引き下げ、父子世帯、生活保護受給世帯を支給対象に加えられないか。
答 様々検討して、12月議会に具体的に提案したい。
問 零細な福祉施設に対して、今回限りであったとしても、補助はできないか。
答 窮状は認識しているが、補助はむずかしい。
②燃油高騰対策
問 燃油高騰について、漁業者に境港市のような市の直接補助はできないか。
農業者についても、国に総合的な支援を求めつつ、市としても特別な対策をすべき。
答 釧路市では難しい。
問 中小業者の影響調査を行い、支援策をつくるべき。
答 新たな補助制度は無理だが、丸釧融資や国・道の融資制度を周知したい。金融機関にも協力を求める。
３、旧旭小学校跡地の利用
問 売却が不調に終わったので、改めて跡地に市営住宅を建設することを検討すべき。
答 民間売却・民間開発を生かして、中心街活性化につなげたい。
問 借り上げ公営住宅を誘致することはできないか。
答 市の土地に借り上げ公住は建てられない。
（建設常任委員会）
上下水道部
問 推薦されている膜ろ過の二つの方式について、よりコストの低いものを選ぶべきでないか。
答 出てくる水に違いはない。一方は前処理が必要なくなれば建設費は一層安くなる。もう一方も、業者の話では、ランニングコストを更に軽減できるとのことだ。
問 膜ろ過の導入について、釧路ぐらいの規模の実績もあるのか。
答 ４～５万トンのところでも導入しているし、なかには１０万トン規模のところもあり心配はない。
問 阿寒湖浄水場について、コンサルタントの報告になかった新しい方式が推薦された。コンサルタントの報告に不信を持たざるを得ない結果となったがどうか。
答 推薦されたものは、実績が少ないもので、コンサルは実績のないものについては導入したくないという考えだったが、薬品使用を極力減らすということで、この方式を推薦することとした。
問 耐震化に過疎債や合併特例債は使えないのか。
答 合併特例債は使えない。過疎債は、時限立法だが延長されることになれば阿寒湖では活用することを考える。
問 将来の浄水場の民間委託について、行うべきではないと思うがどうか。
答 最新鋭の施設を多額の費用で建設することになり、省力化も図られる。経費削減や企業債償還のためにも「運転体制は変えない」とはならない。民間委託するとしても、法的責任も含めて委託する方法、運転だけの委託、中核的な業務は市が行い、他を委託する方法など、様々なやり方がある。委託業者との責任を明確にすること、モニタリング体制など、慎重に検討したい。
問 水道料金の減免制度について、福祉的な減免を考えるべき。
答 減免すると他の使用者に負担を転嫁することになり、減免はなじまないと考えている。
住宅都市部
問 住宅マスタープランに書かれている将来の民間アパートと公営住宅の比率について、公営住宅の比重を増やすべきでないか。
答 公営住宅についてはかなり増やしてきたがニーズに追いついていない。今のバランスを将来も維持したい。
問 低所得者向けの民間アパートの家賃補助制度をつくれないか。
答 難しいと考えている。
問 市営住宅の中で、家族が減っても大きな部屋に住んでいたり、多人数世帯が狭い部屋にいる例もあり、ミスマッチの解消に取り組むとされているが、転居先の確保・強制しないことが大切と思うがどうか。
答 十分意向を聞いたうえで取り組みたい。
問 市営住宅からの退去を求める訴訟が提起されるが、滞納理由・多重債務などの有無はきちんとつかんでいるか。
答 再三再四訪問しても誠意を見せない人達だ。サラ金などは確認していない。
問 川北・堀川・鳥取などの市営住宅の建て替え事業で家賃があがることになる。低家賃を希望する人はどうするか。
答 家賃値上げで困る人には、別な市営住宅を斡旋する。
港湾空港部
問 不発弾を第４埠頭で処理したが、港湾を利用するうえで不都合はなかったか。
答 土嚢や型枠などで周囲を囲み、事故のないようにしたので、トラブルはなかった。
問 ２０年度の貨物取扱量はどう推移しているか。
答 まだ集計しておらず、わからない。
問 西港の土地の売却予定が示されたが、詳細はどうなっているか。
答 交渉中なので、詳細は答えられない。
道路河川部
問 舌辛川の親水護岸の工事が終わったが、すでに土砂たい積が始まっている。対処を道に求めるべき。
答 今月中に調査の結果が分かる。今後の整備方向は決まっていない。阿寒川が町内で２箇所狭くなっているところもあり、そちらの手立ても急がれている。堆積土砂の撤去は毎年要請している。阿寒川からの逆流しないように改良が必要だが、合流点の改良が可能かどうか、道と話し合いたい。
問 舌辛川の整備について、河川を利用する町民との懇談の場を設けたらどうか。
答 河川愛護組合のようなものも含め検討したい。
問 自転車が「原則、車道通行」と法改正された。市道の整備をどう考えるか。
答 警察からも要望されている。来年に向けて、ライン引き、縁石の切り下げなどを予算要望したい。
（石炭対策特別委員会）
問 産炭国高度化事業の研修国について、ベトナムを中心としつつもインド・ロシアなどにも拡大できないか。
答 インドネシアについては技術向上の余地は大きい。エネ庁とも話をしたい。
問 前年度の新産業創造等事業助成をを受けた企業が目標どおりの雇用を確保できていないのではないか。
答 雇用目標を満たせるよう要望したい。