07年６月議会 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

（本会議での一般質問）
問　国保料を一世帯一万円引き下げるべき。
答　医療費に見合って国保料を設定している。引き下げる考えはない。
問　高校生から国保の保険証の取り上げはすべきでない。
答　小中学生については、国保証の取り上げはしていない。高校生をこの対象にすることは考えていない。
問　国保料滞納に対して、差し押さえをしているのか。
答　265件の差し押さえをしている。競売はない。

問　障害児の施設で、長期にわたる監禁といえるような虐待が発生しているが、市はどう認識しているか。
答　他害防止のためのやむをえない措置と考えており、虐待とは思っていない。ただし、長期化したことは望ましいことではない。

問　道立阿寒湖診療所に常勤医師がいなくなった。強力に道に働きかけるべき。
答　重要懸案事項として要望している。市長も声を大にして要望する。
問　阿寒湖診療所に臨時に市立病院から医師を派遣することはできないか。
答　むずかしい。

問　阿寒地区で保育園を開設できないか。幼稚園で、延長保育をすることはできないか。
答　ニーズがない。

問　西港の西防波堤建設を中止すべき。
答　静穏度確保、漂砂の流入防止に必要な施設であり、建設する。
問　釧路川河口橋計画を撤回すべき。
答　次期港湾計画において、河口橋の削除を含めて検討する。
問　ＭＯＯ横の耐震岸壁については、工事手法を見直して、経費を圧縮すべき。
答　上屋の建設はしないが、ウォーターフロントの充実のため一体的な整備をし、多様な利用をはかりたい。　

（建設常任委員会）
問　浄水場の耐震化の費用はどうなるか。
答　建替えの場合、３００億円以上、耐震工事の場合は７０億。専門家に費用についても検討していただいている。
問　耐震化の工事をした場合、水道料金はどうなるか。
答　専門家による検討をまたないと、答弁できない。
問　下水道の企業債の借り換えの見通しはどうか。
答　要件が緩和されたので、まだ、今年の見通しはわからない。
問　阿寒湖下水道の不明水問題はどう決着したのか。
答　以前は認定係数を用いて、処理料の一定部分にしか賦課していなかったが、認定係数を廃止したことで、処理料と有収量の差はなくなった。

問　港湾の取扱量が１８年度２万トンを割り込んだ。港湾計画では２０年度に27千トンということだったが、港湾計画自体が過大な見積もりをしていたのではないか。
答　船舶の事故などもあって、取扱量が減った。
問　釧路・仙台間の航空路線を再開できないか。
答　航空会社の採算の問題があり、むずかしい。
問　観光面から、霧笛を残すことはできないか。
答　船舶の航行については、他の方法で安全が保たれている。
問　鶴野東地区の雨水対策はどうなっているか。
答　現状では大楽毛３丁目を優先して取り掛かっている。これまでの暫定措置で一定の効果がでており、星が浦川の改修を道と協議し、大楽毛地区の次の計画として、下水道部局と協議していきたい。

問　愛国ソフトパーク地区が規制緩和になるが、どうなるのか。
答　コンビニ、薬局などが出店の意向をもっている。孝仁会の特養計画については、聞いていない。
問　音羽の火発灰捨て予定地を自然保護の目的で購入するが、時価と購入価格に差はないのか。
答　不動産鑑定にもとづき、購入価格を決めた。
問　白樺公住の建て直しにあたっては、一部はより利便性のある地域へ建設すべきではないか。
答　現地建替えを原則にすすめる。
問　老朽化して空き家になっている市営住宅を修繕して、活用すべきではないのか。
答　市営住宅については、集約化をはかっている。トータルリモデル事業などを白樺ではじめ、修繕して８戸を使えるようにしたい。
問　市営住宅について、介護機能・コレクティブハウスなどを検討できないか。
答　バリアフリー化はすすめている。世代間交流など検討すべき点もあるが、むずかしい中身もある。

（石炭対策特別委員会）
問　産炭国石炭高度化事業（海外技術移転計画の後継事業）の継続のためにも、インドからの研修生の受け入れをはたらきかけるべきではないか。
答　検討したい。
問　太平洋グループから、市が借りている土地はどうなっているか。
答　いま、無償譲渡される土地と、有償で買い受ける土地との選別をしている。個別交渉はしていない。
問　石炭のユーザー確保はどうなっているか。
答　従来の電力会社で１９年度分は確保できた。地元製紙工場へは、引き続きセールスしている。