07年9月議会　　　　　　　　　　　　　　　　　　

（本会議での一般質問）
問　次の民営化の対象となっている北星保育園の引き受け法人は、市内で実際に保育園を運営している社会福祉法人に限定すべき。
答　社会福祉法人、日赤、財団に限定する。
問　市立保育園の教材費、研修費は、十分に確保されているか。
答　保育の質の確保を第一に考えておこなっている。
問　保育園への看護師の配置をどう考えているか。
答　定員121名以上が対象であり、釧路にはない。
問　認定子ども園をどう考えているか。
答　旧釧路市での導入は当面考えていない。音別は別途考えたい。

問　捨て犬・捨て猫をなくすため、去勢・不妊手術に助成できないか。
答　法改正で、北海道の所管になっている。
問　捨て犬・捨て猫の救援に当たっている民間ボランティアに支援できないか。
答　広報くしろで啓発したい。

問　日本製紙・王子製紙の違法ばい煙についてどう認識しているか。
答　生産性最優先で遵法意識が欠如しているなかでおこったもの。それぞれの会社から、再発防止の取り組みが報告されている。工場の存続と今回の問題は別のこと。毅然として対応したい。
問　会社主催の住民説明会に、市が出席しなかったのはなぜか。
答　会社が謝罪のため開いたもので、出席すべきとは考えなかった。
問　両工場と結んでいる公害防止協定を見直すべき。
答　9月下旬から、会社との間で見直しに向けて協議をはじめる。
問　市の大気観測計を増設すべき。また、設置箇所も再検討すべき。
答　多額の経費がかかるので増設はむずかしい。設置箇所は適正と考えている。
問　王子製紙の降灰・すすについて認識はどうか。
答　大変遺憾に思っている。再発防止を強く申し入れた。

問　法律に義務付けられていながら、厚生年金加入を逃れている業者については、市の公共事業の入札に参加させるべきではない。
答　そのようにしたい。

（建設常任委員会）
問　釧路町の分水地域の給水地域への一本化はどう進んでいるか。
答　両トップ同士の合意であり、双方にメリットがあり、確実に進めていきたい。
問　阿寒湖の営業用の上下水道料金が特別扱いになっているが、見直すべき。
答　一般的には使用料が増えれば単価も上がる逓増制だが、阿寒湖の営業料金の水道料金は逓減制になっているなど、あまり例のない形になっている。合併の約束でも段階的に補正するとなっており、合併後間もないこともあって、当面は現行どおりとした。
問　阿寒湖の上下水道施設の建っている土地の権利関係はどうなっているか。
答　ポンプ場をのぞいて、前田一歩園から無償貸与を受けている。

問　鉄道高架にかかわって、駅舎橋上化が当初の経費を大幅に上回ったことで、どちらもやらない、あるいは第三の案についても検討すべきではないのか。
答　第三、第四の案もあると思うが、精査していない。事業費の整理できているものを提示している。
問　市民税を滞納していていても、市と合意して誠実に分割納付している者は、市営住宅を申し込めるようにすべき。
答　むずかしい。
問　新規の公住建設は一切考えないのか。
答　今の市営住宅の戸数を維持したい。新しい団地は考えていない。
問　阿寒中央公園の遊具が壊れたままになっているが、どうするか。
答　年度内に修理する。

問　釧路・ソウル間の国際定期航空路が開設したら、ＣＩＱはどうなるか。
答　動物検疫のみ釧路に常駐していないので、支障のないよう国に対応を求める。
問　緑ヶ岡の通学路が大雨で、斜面が崩れた。どう対応するのか。
答　補修することにした。

〇審議終了後、建設常任委員会は、大規模運動公園内で建設が進んでいる総合体育館の建設工事を視察しました。

（石炭対策特別委員会）
問　産炭国高度化事業へのインドからの研修生受け入れの働きかけはどうなっているか。
答　そうした方向で検討したい。
問　旧基金を活用しての補修事業が提案されているが、今後も拡大すべきではないか。
答　財政当局とよく相談しながら、財政運営のなかで考えていくことになる。
問　太平洋グループとの土地交渉はどうなっているか。
答　前例も視野に入れ、できるだけ費用がかからないよう交渉している。10月までに合意できるところを、一つの区切りとしてやりたい。
問　新基金を使っての事業が提案されているが、雇用効果はどうか。
答　それぞれ新規の雇用が見込まれているが、阿寒観光協会まちづくり機構の事業だけは、直接の雇用増はないが、観光振興で結果的に雇用増となる。